森川智之さんの紹介文

こんにちは、巻島です。

今回、紹介する声優さんは、声優界の帝王:森川智之です。

森川智之さんの主なプロフィールは、1967年1月26日生まれ、神奈川県出身の男性声優さんです。所属事務所アクセルワンに所属しています。

主な出演作品は、ファイナルファンタジー7のセフィロス役、ジョジョの奇妙な冒険の吉良吉影役、鬼滅の刃の産屋敷輝哉役です。

森川智之さんの特徴を、声優を目指すきっかけ、若手の育成、演技の3つの面に絞って、お話していきます。

では、森川さんが声優を目指すきっかけについてお話していきます。

森川さんは、もともとスポーツが好きで、夢は体育教師でした。

しかし、高校時代にアメリカンフットボール部で、首の大怪我を負ってしまいます。

そんなことがあり、体育教師の夢を諦めることになってしまいました。

そんな森川さんが声優を目指すきっかけとなったのが、友達からの言葉でした。

友達に、部活の中で1番声が大きいから、声を活かした仕事をしてみたらと言われます。

声を活かした仕事の中で、華やかに見えた声優の世界に惹かれていきます。

この話を聞いて、なりたかった夢を絶たれても、こころが折れずに新しい世界に挑戦することができるのは、すごいことだと思いました。

また、森川さんは声優の講師をして、若手の育成に力を入れています。

一度はあきらめた体育教師の道を、声優の講師という違う形で人に教える仕事ができているのです。

次に、若手の育成についてお話していきます。

森川さんは、声優事務所アクセルワン、声優養成所アクセルゼロを経営しています社長さんです。

さらに、声優養成所アクセルゼロでは、生徒さんたちに直接、演技指導などをしています。

森川さんの指導は、丁寧でわかりやすく的確なものです。

では、なぜ森川さんは声優の講師をするようになったのでしょうか。

森川さんが、講師を始めるきっかけとなったのが、声優になるために入学した勝田声優学院でした。森川さんは、同期の中で1番声が大きいところを評価され、声優の勉強をしながら、発声に関する講師を始めます。当時の同期の中には、あの声優の高木渉(たかぎ わたる)さん、三石琴乃(みついし ことの)さんがいました。

この森川さんの発声の講義を受けていたのが、声優の小西克幸さんや関智一さん、平川大輔さんでした。

最近では、テレビ番組の深イイ話で、森川さんが演技指導をしている映像を見た人もいるのではないでしょうか。

今では、その若手の育成は森川さんにとってのライフワークとなっています。

次は、演技の面でお話します。

まず、森川さんの演技の特徴は、聞き取りやすい滑舌と繊細な感情表現の2つがあります。

森川さんが演じているキャラクターは、ファイナルファンタジー7のセフィロスやジョジョの奇妙な冒険の吉良吉影のような悪役、NARUTOの波風(なみかぜ)ミナトのようなカッコいいお父さんの役、クレヨンしんちゃんの野原ひろしのようなコミカルでひょうきんなキャラクターなどです。

BL作品では、なんと600本以上出演。これは、男性声優さんの中で1番出演されています。

さらに、森川さんは、吹き替えにも力を入れています。

吹き替えで、特にすごいのが、あのハリウッドスター:トム・クルーズの日本語吹き替えを専属担当しているところです。

森川さんが初めてトム・クルーズの吹き替えを担当したのは、映画アイズ・ワイド・シャットでした。

これが、森川さんにとって演技のターニングポイントになります。

吹き替えの収録期間は、通常1日です。しかし、アイズ・ワイド・シャットの収録期間は、1人1週間という異例なものでした。さらに、この収録で求められたのが、トム・クルーズと同じ役作りから体勢のいたるまで、すべて同じような状態で吹き替えをするものでした。収録中も、一行しゃべるごとに森川さんがどういう気持ちでしゃべったのかを説明させられ、1ページ進むのに半日かかったそうです。

収録後、森川さんが実際に作品を見た時に、いい意味で気持ち悪いぐらいリアルな吹き替えができたと語っています。

さらに、トム・クルーズご本人が吹き替えの中で、1番森川さんの吹き替えが良かったと大絶賛しています。これがきっかけで、トム・クルーズの日本語吹き替えを専属で担当していくことになりました。

森川智之さんの特徴を、声優を目指すきっかけ、若手の育成、演技の3つの面に絞って、お話していきました。

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