こんにちは、巻島です。
今回は、自民党が掲げている防衛費を倍増することに意味がないことを3つの根拠で話していきます。
1.防衛費倍増しても自衛隊に使われないから
現在、参議院選挙で自民党は防衛費倍増を主張しています。
しかし、この防衛費を倍増させたとしても、自衛隊には使われないんです。
理由としては、この防衛費倍増はアメリカの兵器を買うためだからです。
また、現在、自衛隊の予算は削減傾向にあります。
自衛隊の予算は削減傾向にあることで、最近のニュースでは、自衛隊の倉庫がボロボロで新しくなっていなかったり、自衛官がご飯とパンを両方食べただけで罰則を与えられたりしています。
また、アメリカの兵器だけに防衛費を使うのに、日本国内にある防衛産業には防衛費を使わないんです。
これでは、せっかく防衛費を倍増させたにも関わらず、意味がありません。
2.円安の影響で防衛費を倍増しても意味がないから
現在起こっている円安により、どんどんドルの価値が上がってしまっています。
なぜ、円安ドル高と防衛費倍増に関係があるのでしょうか。
それは、さきほど言った防衛費倍増の使い道は、アメリカの兵器を買うためだからです。
アメリカの兵器を買う際に、支払いは円でなく、ドルになります。
支払いがドルのため、現在起きている円安が大きな影響を与えています。
たとえば、1月は1ドル113円、7月は1ドル135円と22円の円安が進みました。
この22円の円安により、円で買えるドルが少なくなるんです。
当然、買えるドルが少なくなれば、アメリカの兵器を買える数が少なくなっていきます。
自民党は防衛費倍増と主張しています。
しかし、本当は防衛費を倍増することで、今まで買っていたアメリカの兵器の数を維持したいだけなんです。
現在、日本は急激な円安や失われた30年と呼ばれる不況になっています。
たしかに、日本の防衛を考えることも大事です。
しかし、日本は不況により経済力がありません。
経済力がない日本が、今、防衛費を倍増させれば、日本の経済は崩壊してしまいます。
そのため、日本の経済を守るためには、経済対策が必要なんです。
その経済対策とは、消費減税です。
しかし、自民党は、消費減税は考えないと主張しています。
また、防衛費倍増の財源は、国債で賄うと言っています。
しかし、国債で賄うという自民党の言葉を信じてはいけません。
なぜなら、防衛費倍増の財源は国債ではなく、消費増税で賄う可能性があるんです。
消費減税が日本にとって大事なのに、逆の消費増税をしたら、本当に日本の経済は終わります。
自民党の主張に騙されないでください。
今回は、防衛費を倍増にすることに意味がないことを3つの根拠で話していきました。
1.防衛費倍増しても自衛隊に使われないから
2.円安の影響で防衛費を倍増しても意味がないから
3.防衛費倍増よりも経済対策が必要だから
みなさんも今回の話を軸に参議院選挙の投票先を考えてください。
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