こんにちは、巻島です。
今回は、今話題のNFTがいったい声優業界やアニメ業界に与える可能性を話していきます。
NFTは、Non Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略で、今話題の最新技術です。
NFTは、インターネット上にある作品などに専用の番号をつけて、インターネット上で売り買いができるようになるシステムです。
例えるなら、形のないインターネット上にある商品を売り買いできるメルカリのようなものだと考えてもらえればいいと思います。
NFTを利用すると、声優業界やアニメ業界に与える可能性を3つにまとめました。
1.人気のある声優さんがもっと豊かに、新人の声優さんや無名の声優さんが人気になれる
2.人気になる前の漫画やアニメのNFTグッズなどを買って人気のあるタイミングで売ったら利益を得ることができる
3.ファンとクリエイターとの直接的な利益関係を作ることができる
まず、1.人気のある声優さんがもっと豊かに、新人の声優さんや無名の声優さんが人気になれることを話していきます。
いま話題のNFTを使うことで、人気のある声優さんがもっと豊かに、新人の声優さんや無名の声優さんが人気になれる可能性があります。
たとえば、アニメの名シーンなどで使用するセリフ音声をNFT限定で販売。
また、アニメのすごい作画のシーンをNFT限定で販売。
このNFTを使うことでアニメ作品に関わっているクリエイターの人達に利益につながるようになります。
もし、無名の声優さんのNFT音声があるとします。
その後、無名の声優さんが覇権アニメなどで人気のある声優さんになると、以前に録ったNFT音声がとんでもない価値に高騰。
また、人気声優さんのNFT音声では、もともとの人気の高さのおかげで、今以上に豊かになれます。
たとえば、進撃の巨人のリヴァイ兵長を演じている神谷浩史さんがいるとします。
神谷さんは、数多くの人気作品に関わっている人気声優さんです。
その神谷さんの音声をNFT化し販売します。
すると、神谷さんのNFT音声が売れれば、神谷さんはもっと収入を得ることができます。
声優さんの仕事は、ほぼ日雇い労働と変わりません。
この言葉を言ったのが、神谷さんです。
あの人気声優の神谷さんでさえ言うほど声優の仕事は過酷な仕事なんです。
それもそのはず、アニメのギャラは、1回の収録で新人では1万5千円。
しかも、収録をした数が収入に直結するほどのシビアさです。
しかし、NFT音声を使えば、収録した音声が無駄にならずに、不労所得のように声優さんの収入面を支えてくれるようになります。
次に、2.人気になる前の漫画やアニメのNFTグッズなどを買って人気が出て売ったら利益を得ることができるを話していきます。
アニメは、毎クールごとに覇権アニメなどが登場してきます。
その中で人気があがることで覇権アニメの原作漫画は手に入れることが難しくなります。
人気が上がることで価値が上がる株式のようなことが起こっています。
しかし、古産のファンが人気になる前から応援しているのにその恩恵を得ることができません。
その恩恵を得ることができるのがNFTです。
たとえば、アニメ化される原作漫画のNFTを人気になる前に買っておけば、人気になったタイミングで売れることで利益を得ることができます。
つまり、最初から信じてついてきたファンが報われるようになっています。
考えてみてください。
昔から応援しているのに、人気になった途端、ファンが多くなり騒がしくなって古産のファンが去っていくことを。
このNFTが使えば、最初から信じて応援してきたファンが恩恵を得ることは素晴らしいと思います。
次に、3.ファンとクリエイターとの直接的な利益関係を作ることができるを話していきます。
現在、アニメやゲーム、イラストを作っているクリエイターさんは、スポンサー企業のお金で作品を作っています。
そのため、スポンサーの言うことを聞かないといけません。
しかし、それではファンが本当に求めているものを提供できない状況です。
それを解消することができるものがNFTです。
NFTを使えば、アニメの作画などをNFTで紐つけて、それをファンに買ってもらう。
そうすることで、クリエイターさんたちはファンのお金で生活することができます。
想像してみてください。
あの作画がすごい鬼滅の刃を作っているアニメーターさんたちに、私達ファンが鬼滅の刃の作画NFTを買えば、アニメーターに直接代金を払うことができます。
このようなことができれば、私達ファンはクリエイターさんたちを支えることができます。
まだまだNFTが一般的になっていませんが、NFTはこれからの未来では絶対に必要なものになります。
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