伏黒恵の復活は難しい3つの理由

はい、巻島です。

今回は、伏黒恵の復活は難しい3つの理由を話していきます。

呪術廻戦の伏黒恵が宿儺に体を乗っ取られる展開になってもう2ヶ月以上経ちました。

さらに、伏黒は宿儺に体を乗っ取られていたとはいえ、伏黒の姉である伏黒津美紀を殺してしまい、伏黒の魂は深く沈んでしまいました。

伏黒の魂が深く沈んでしまったことで、私は伏黒の復活は難しくなったと思っています。

その理由を3つの根拠で話していきたいと思います。

1.伏黒恵が戦うべき因縁の相手がいない

伏黒が呪術師として戦い続ける目的は、呪いによって眠り続ける伏黒の姉である津美紀を目覚めさせるためでした。

しかし、津美紀は羂索によって平安の呪術師だった万の依代にされてしまいます。

万の依代にされた津美紀は、この時点でもうすでに死んでしまったことが分かります。

さらに、津美紀の体を乗っ取った万は宿儺と戦い、宿儺によって殺されてしまいます。

伏黒は宿儺に体を乗っ取られたとはいえ、伏黒は自分自身で姉である津美紀を殺してしまったことには変わりありません。

そのため、伏黒の魂はより深い深淵に沈んでしまいました。

また、宿儺によって津美紀の体を乗っとった万が死んでしまったことで、伏黒が仮に復活しても伏黒が戦うべき因縁の相手はいません。

伏黒や津美紀の体が乗っ取られる前には、呪術廻戦の考察で伏黒は何らかの理由姉である津美紀と戦うことになるであろうと考えられていました。

その場合、伏黒は津美紀を取り戻すために万と戦う可能性もあったんです。

その状況は伏黒にとっては1番辛い状況です。

しかし、万は死んでしまいました。

もう伏黒が戦うべき相手がいないんです。

もし仮に伏黒が復活するとして、最終的に伏黒が戦うべき相手は誰になるのでしょうか。

2.宿儺が完全体になるための供物が必要だから

呪術廻戦の展開上メタ的に考えると、宿儺は呪術廻戦の主人公である虎杖悠仁の体から出てくると予想されていました。

呪術廻戦のラスボスがずっと主人公の体の中にいても物語が進まないからです。

そのため、宿儺がラスボスとして立ちはだかるために、宿儺は伏黒の体を乗っ取りました。

しかし、私は宿儺がこのまま伏黒の体のままラスボスとして戦うことはないと思っています。

なぜなら、宿儺の完全体の姿を呪術廻戦の物語の中でしっかりと見せてしまっているからです。

せっかく宿儺の完全体の姿を見せているのに、宿儺の完全体を見せないのは非常にもったいないです。

そのため、宿儺は伏黒の体から完全体の姿に変化しないといけません。

しかし、呪術廻戦の世界観的に何の代償を払わないというのは納得感がありません。

そこで、宿儺は完全体になるために伏黒の体をさらに供物として捧げることになると思います。

そうなってしまえば、完全に伏黒は死んでしまうことが確定です。

ただ、最新話などの情報で羂索が宿儺への置き土産として宿儺の遺体のようなものを発見した以上、もしかすると宿儺は伏黒の体から出ていく可能性も出てきました。

なにわ友あれ、宿儺の完全体を見ることはできるということです。

3.簡単に伏黒恵が復活してしまうと呪術廻戦の物語が茶番化してしまう

この理由は呪術廻戦の物語上の都合でなく、呪術廻戦の作品の評価の都合になります。

呪術廻戦は終盤に入ったことで、どのようなラストになるかは分かりません。

終盤がどのような展開になるかでその作品の評価にも直結します。

つまり、終盤の展開はそれほど重要なものなんです。

さらに、呪術廻戦はジャンプ作品とは違うダークな世界観のため、主要キャラが死ぬことでも有名な作品です。

そんな中、伏黒が簡単に復活してしまうと、せっかくここまで作り上げてきた呪術廻戦の世界観が壊れてしまいかねません。

さらに、宿儺は伏黒の体を乗っ取ったことで、伏黒の術式である十種影法術 (とくさのかげぼうじゅつ)である最強の式神:摩虎羅(まこら)を含むすべての式神を調伏しています。

もし仮に、伏黒が復活することになれば、伏黒は何の苦労をせずに十種影法術 (とくさのかげぼうじゅつ)の力をすべて手に入れてしまいます。

これでは、主人公の虎杖悠仁にとって不公平感が否めません。

ぶっちゃけると、伏黒は呪術廻戦の作者である芥見下々先生のお気に入りキャラなので仕方はないのですけど。

ではなぜ、虎杖悠仁にとって不公平感が否めないでしょうか。

それは、未だに虎杖悠仁には宿儺に対抗する力を未だに持っていないからです。

呪術廻戦の作者である芥見下々先生は意図的に虎杖悠仁の戦績をあげないようにしています。

理由として、虎杖は長期間の修行などをしたわけではなく、精神的な成長がないというものです。

しかし、あまりにも虎杖の戦績を上げすぎないようにしすぎたせいで、未だに虎杖が宿儺に勝てるビジョンが我々読者にとって見えない状態になってしまいます。

この虎杖の状況がこのまま続けば、呪術廻戦の作品としての評価の影響が出かねません。

ただ、虎杖自身が伏黒を助ける方法をいくつか考えているそうです。

もしかすると、虎杖の活躍によって伏黒が助かる展開もあります。

あまり戦績をあげられなかった虎杖が活躍することができれば、呪術廻戦の作品としての評価は問題ないと思います。

今回は伏黒の復活は難しい3つの理由をあげてきました。

ただ、その理由を覆せる可能性もあるので、もしかすると伏黒の復活は望めるとは思います。

しかし、あまりにも伏黒の復活を期待しすぎると裏切られたときの精神的なダメージのリスクもありますので、あまり期待しすぎない方がいいと私は思います。

今回は伏黒恵の復活は難しい3つの理由を話していきました。

1.伏黒恵が戦うべき因縁の相手がいない

2.宿儺が完全体になるための供物が必要だから

3.簡単に伏黒恵が復活してしまうと呪術廻戦の物語が茶番化してしまう

今回は以上です。

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