リコイルリコイルのDAから学ぶ組織形態の構造上の欠陥

はい、こんにちは、巻島です。

今回はリコイルリコイルのDAから学ぶ組織形態の構造上の欠陥を話していきます。

2022年夏の覇権アニメになったオリジナルテレビアニメ:リコイルリコイル

このリコリスリコイルには、秘密裏に日本の治安を守っているリコリスと呼ばれる少女たちがいます。

そのリコイルたちを管理している組織がDAです。

このDAには組織形態の構造上の欠陥があります。

その欠陥とは、リコリスたちがDAの命令なしに臨機応変な対応ができないところです。

リコリスたちが臨機応変な対応ができなかったところをまず説明していきます。

リコリスリコイルの1話の冒頭で、セカンドリコリスの蛇ノ目エリカが銃商人によって人質にされてしまいます。

取り乱した銃商人は10秒後にエリカに銃を撃つぞと威嚇。

その時、ウォールナットと呼ばれるハッカーによってDA司令部がハンキングされてしまい、リコリスとDA司令部の間で通信ができなくなってしまいました。

DA司令部との通信ができなくなったことで、ファーストリコリスの春川フキはDA司令部の命令が最優先のため待機を決断。

このままではエリカが銃商人によって殺されてしまいます。

そこにフキたちと同行していた井ノ上たきなが機銃掃射することで、エリカの命を救うことに成功。

しかし、たきなはエリカの命を救うことができましたが、たきなはDA司令部の命令を無視したことで、喫茶リコリコに左遷されてしまいます。

そこからたきなは喫茶リコリコで錦木千束に出会うことでリコリスリコイルの物語が動き始めるのでした。

これらの状況から分かるように、基本的にリコリスはDA司令部からの命令を聞いてから行動しています。

リコリスたちが自分たちで考えて行動されると、DA司令部が事態を状況把握できないからです。

つまり、DAのような組織は構造上、臨機応変な対応が苦手なものになっています。

そのため、リコリスたちには基本的に自主性は重んじていません。

つまり、リコリスたちはDA司令部の命令がないと動けない構造になっています。

たとえ、DAが間違った判断をしてもリコリスたちは命令を聞かないといけません。

さらに、もしリコリスが自分で考え、正しい判断をしたとしても、DA司令部の命令を無視したとして罰せられてしまいます。

このような仕組みをしているために、真島たちの策略によって、DAが無能を晒してしまった理由が分かるのではないでしょうか。

そのため、自由に発言や行動ができる仕組みを作っていかなければ、組織というものは崩壊してしまうのです。

今回は、リコイルリコイルのDAから学ぶ組織形態の構造上の欠陥を話していきました。

今回は以上です。

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