リコリスリコイルは新しい家族の形を宣伝するアニメ

はい、こんにちは、巻島です。

今回は、リコリスリコイルは新しい家族の形を宣伝するアニメを話していきます。

2022年夏の覇権アニメになったリコリスリコイル

私はこのリコリスリコイルは新しい家族の形を宣伝するためのアニメだと考えています。

ただ、私はリコリスリコイルのことは大好きです。

決してリコリスリコイルを批判したいわけではないのでご了承ください。

新しい家族の形とは、男女の夫婦とは違うLGBTQのカップルなどの別名です。

近年、SGDsが叫ばれる中で、新しい家族の形という言葉をよく聞くようになったのではないでしょうか。

ではなぜ2022年夏の覇権アニメになったリコリスリコイルは新しい家族の形を宣伝するためのアニメになるのでしょうか。

それは、リコリスリコイルの主人公:錦木千束には吉松シンジとミカという2人の父親がいるからです。

千束は人工心臓の持ち主で、本来は7歳のときに死んでしまう状態でした。

当時、DA司令官だったミカは、DAの利益を優先して千束を助けるために、アラン機関の人間である吉松シンジに支援を求めます。

シンジは千束に人工心臓を与えることで、千束の命は成人まで延命することに成功。

その後、ミカは同性愛者だったこともあり、シンジとミカの恋人関係になります。

ミカと恋人関係になっていたシンジはミカに千束はもう自分たちの子供と言っています。

この瞬間、シンジとミカは千束の2人の父親になりました。

シンジはミカに千束の殺しの才能を発揮させるように伝え、ミカの元から姿を消します。

シンジが去った後、ミカは千束と一緒にDAを抜けて、喫茶リコリコを始めます。

これはミカが千束にやりたいことをさせてあげる愛のある行動でした。

そして、リコリスリコイルの10話、千束が振り袖を着て、ミカに感謝を伝えるシーンは涙なしには語れません。

その時、千束は自らの命を延命してくれたシンジとやりたいことをさせてくれたミカは千束にとって本当に大切な2人のお父さんだと言っています。

このように千束はシンジとミカの2人の父親によって生まれたんです。

そして、ミカは千束の命を救うために、シンジの中にある人工心臓を手に入れようとします。

千束を救うために、ミカが昔の恋人であったシンジを殺さないといけないことは本当に辛い心境だったのではないでしょうか。

リコリスリコイルの物語の中で、ミカが同性愛者であることは別に自然な表現だったと思います。

むしろ仮にミカが女性だった場合、逆に不自然な表現になっていたかもしれません。

だから、ミカが同性愛者であることは物語上必要だったと思います。

ただ、リコリスリコイルはテレビアニメです。

テレビで放送されている以上、テレビ局の思惑に従わないといけません。

私は、テレビとはある意味、刷り込み装置だと考えています。

このテレビにリコリスリコイルは放送される以上、どうしても刷り込み装置になってしまいます。

そのため、千束にシンジとミカの2人の父親を登場させ、新しい家族の形を私達視聴者に刷り込みたかったのでしょう。

決してリコリスリコイルだけが悪いわけではありません。

すべてのテレビアニメはテレビで放送されている以上、すべて刷り込み装置になっているだけなんです。

その上で、テレビがアニメを放送して、一体テレビ側は、私達視聴者に何を刷り込みたいのかを思考する必要性があります。

しかし、それでも家族の形がどんなに変化しようとも、相手を思い合う気持ちがなければすべて壊れてしまいます。

相手を思い合う気持ちは本当に世界を平和にしてしまうとんでもないパワーを持っています。

だからこそ、これからの時代、相手を思い合う気持ちは本当に重要なものなんです。

今回は、リコリスリコイルは新しい家族の形を宣伝するアニメを話していきました。

今回は以上です。

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