こんにちは、巻島です。
今話題のオリジナルテレビアニメ:リコリスリコイル
10話から始まった最終決戦で、真島たちの策略によりDAの無能を晒してしまいました。
さらに、最新11話で真島の策略が分かっていたにも関わらず、DAはリコリスの存在を世間にバラしてしまいます。
そこで、今回はなぜDAがここまで無能を晒してしまった3つの理由を話していきます。
1.DA東京支部に与えられていた情報が嘘だったから
DA東京支部に与えられていた情報が嘘だった理由として、私はDA内部にスパイがいると思っています。
なぜDA内部にスパイがいるのでしょうか。
それは、DAの成り立ちにあります。
リコリスが所属しているDAには、八咫烏と呼ばれる存在によって作られました。
リコリスリコイル作中に出てきた八咫烏の組織図があります。
この八咫烏の組織図に、君影草、彼岸花、花葵の3つのグループに分かれています。
この3つのグループの中でリコリスは彼岸花になると言われています。
また、3つのグループの下には、9つの一族の名前があります。
この9つの一族の名前の中には、DA東京支部の司令官である楠木やDA本部の虎杖という男の名前と一致しています。
この八咫烏の図を見てみると、DAにはいろんな勢力入り乱れていて、一枚岩ではないことが分かります。
一枚岩ではないDA内部では9つの一族の権力闘争が起こっているのではないでしょうか。
もし本当にDA内部で権力闘争が起こっているのであれば、DA東京支部に与えられていた情報自体が嘘だったことにも説明することができます。
情報が間違っていれば、真島がどこにいるのかを知ることができません。
情報自体が間違っていれば、作中で起こしてしまったDA東京支部がミスしてしまうのは当然です。
ではなぜDA東京支部に与えられた情報自体が間違っていたのでしょうか。
それは、DAが無能を晒しても問題ない存在がいるからです。
リコリスは作中の10年前から日本に暗躍していました。
しかし、リコリスとは別にリリベルという存在がいます。
千束はリリベルのことを男の子版:リコイルと言って、たきなに説明しています。
このリリベルトいうのは、八咫烏の3つのグループにある君影草にあたります。
このリリベルがDAに無能を晒すことで、リコリスの存在をバラし、リコリスの立場を追われるようにしたと思います。
なぜリリベルはリコリスの立場を追われるようにするのでしょうか。
それは、10年前に起こった旧電波塔事件です。
旧電波塔事件後からリコリスが日本を暗躍するようになったからです。
もしかすると、10年以上前はリリベルが暗躍していたが、旧電波塔事件でリコリスによって立場を追われた。
だから、リコリスの存在がバラすことで、リリベルは再び立場を取り戻そうとしたのではないでしょうか。
さらに、リリベルに当たる君影草の下に、虎杖の名前がありました。
この虎杖は、DA本部の虎杖という男の名前と一致しています。
もしかすると、虎杖はリリベルと深い関係があるのではないでしょうか。
だから、強い口調で楠木に脅しをかけていたと思います。
2.DAはあらゆるものを隠秘しすぎたから
10話11話のDAが無能を晒したことで、DAはよく昔から日本の平和を守っていたなという意見があります。
なぜこんな無能なDAでも日本の平和を守ることができたのでしょうか。
それは、DAはリコリスを使って、ありとあらゆるものを隠秘してきたからだと思います。
どんなに無能なDAでも、ありとあらゆるものを隠蔽し続けることで、伽藍ではありますが、日本の平和をうまく守っていたと思います。
ただ、DAがあらゆるものを隠蔽し続けることで、失敗も成功などと言った概念がなく、反省や改善をすることができなかったのでしょう。
どんなに失敗しようが、すべてを隠秘しまえば、DAがどんなに無能でも問題はありません。
しかし、SNSやインターネットなどの情報発達が進んだことで、容易な情報隠蔽ができなくなってしまいました。
そこで、人口AIのラジアータの登場です。
ラジアータを使うことで、SNSやインターネットが発達した現代社会でも情報隠蔽することができました。
しかし、真島たちが警察署のパソコンにUSBを差し込むことで、ラジアータをハッキング。
DAは、普通に入ることができない警察署にパソコンに直接USBを差し込まれるなんていうことを想定していなかったのでしょう。
ラジアータがハッキングされたことによって、情報隠蔽ができなくなり、リコリスの存在がバレてしまいました。
DA自体を評価するシステムがあれば、今回のようなミスを引き起こすことはなかったでしょう。
しかし、DAは秘密裏の組織のため、反省や改善をすること自体できませんでした。
だから、DAは無能を晒してしまったのではないでしょうか。
3.足立慎吾さんの初監督作品だから
リコリスリコイルの監督はソードアート・オンラインの総作画監督を務めていた足立慎吾さんで、今回のリコリスリコイルが初めての監督作品になります。
さらに、リコリスリコイルの脚本を書いているのは足立さんです
足立さんは作画監督を務めていた方なので、脚本面は本職ではありません。
脚本面が本職でなかったため、脚本のレベルはあまり高くなかったと思います。
そのため、リコリスリコイルの脚本が終盤にかけて、粗が出てしまったのではないでしょうか。
リコリスリコイルはあと2話で放送を終えます。
作中に出てきたすべての伏線を回収することはできないでしょう。
しかし、リコリスリコイルの大筋のストーリーは千束とたきなの関係です。
千束とたきなの関係を見せたいものになっているので、ストーリーは王道で分かりやすいものになっています。
粗をそこまで気にしなければ、リコリスリコイルを楽しむことはできると思います。
さらに、足立さんが初めての監督作品で、大変な思いをしてリコリスリコイルを生み出してくれたので、広い心で見守ってあげましょう。
今回の失敗を糧に足立さんはより良い作品を作ってくれると思います。
リコリスリコイルは最終的にどうなるか分かりませんが、残り2話です。
泣いても笑っても、残り2話しかないので、最後までリコリスリコイルを楽しんでいきましょう。
今回は、なぜDAがここまで無能を晒してしまったか3つの理由を話していきました。
1.DA東京支部に与えられていた情報が嘘だったから
2.DAはあらゆるものを隠秘しすぎたから
3.足立慎吾さんの初監督作品だから
今回は以上です。
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