こんにちは、巻島です。
今回は、どっちが悪なのか?今話題のオリジナルアニメ:リコリスリコイルを話していきたいと思います。
リコリスリコイルは、現在7月より放送されている2022年の夏アニメです。
監督はソードアート・オンラインのキャラクターデザインや総作画監督で知られる足立慎吾さん。
キャラクターデザインは『この美術部には問題がある!』のいみぎむるさん。
ストーリー原案は『ベン・トー』のアサウラさんが務めています。
ストーリーは、日本の犯罪を未然に防ぐエージェント:リコリスたちの話で、性格が明るく不殺を掲げている歴代最強のリコリス:錦木千束と効率重視の性格で融通がきかない井ノ上たきなの凸凹コンビがいろんな事件を解決していくガンアクションアニメです。
このリコリスリコイルの第5話で、声優の松岡禎丞さんが演じている真島という悪役が、後を追ってきたサードリコリスを殺すシーンがあり、真島はリコリスをすべて殺そうと決意をします。
私は、この真島のシーンを見て、不思議とショックを感じませんでした。
本来なら、悪役がこれから主人公たちに牙を向け、主人公たちに待ち受ける不穏な未来を予感させるもので、ショックを受けるものです。
しかし、私はショックを受けませんでした。
なぜなら、真島がたとえリコリスをすべて殺そうとしたとしても意味がないからです。
なぜ意味がないのでしょうか。
それは、リコリスたちは孤児から作り出され、無造作に増産される仕組みになっているからです。
しかも、リコリスたちを管理しているDAは、リコリスを駒としか考えていません。
なぜなら、リコリスは日本の戸籍から外れた孤児のため、誰にも知られないからです。
たとえば、第4話で真島たちが地下鉄テロを止めるために、DAはサードリコリスを特攻ともとれるような攻撃をしています。
また、第5話では、サードリコリスが1人で真島たちの後を追っています。
真島たちの目的を探るのであれば、複数名のサードリコリスを使うのではないでしょうか。
それほど、リコリスたちを管理しているDAはリコリスたちの命をそれほど重く考えていないことがわかります。
たとえ、真島がリコリスたちの殺しを止めても、DAがリコリスたちの命を重く考えていない以上、リコリスたちの未来は明るい未来はないんです。
これでは、真島とDA、どちらが悪かわかりません。
そんな真島やDAなど、立場や見方を変えるだけで善悪が変わってしまうのが、リコリスリコイルの魅力なんです。
また、私はリコリスたちがリコリスにならずDAから解放される未来が一番いいと思っています。
この未来は、リコリスの存在意義に疑問を感じている主人公の千束が望んでいる未来でもあります。
オリジナルアニメである以上、いったいどんな展開が待っているかわかりません。
リコリスたちが生まれた経緯や主人公の千束の過去と秘密が明かされると思います。
そして、私達が想像を絶するような鬱展開が待ち受けているのでしょう。
今回は、今話題のオリジナルアニメ:リコリスリコイルの話をしていきました。
オリジナルアニメである以上、どんな結末になるか余談を許しません。
千束とたきなの結末は一体どんなものになってしまうのでしょうか。
千束とたきなが笑いあえる明るい未来を願っています。
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