なぜアイドルアニメが多くなったのか?

こんにちは、巻島です。

今回は、なぜアイドルアニメが多くなったのかを3つの理由で話していきます。

1.ラブライブの成功

日本には数多くのアイドルアニメがあります。

その中で声優さんが歌って踊るスタイルのアイドルアニメは、アイドルマスターから始まりました。

その後、アイドルマスターの登場、全く新しいアイドルアニメが登場します。

それはラブライブです。

このラブライブは、アイドルマスターのようなプロのアイドルではなく、学校のアイドル:スクールアイドルのお話です。

ラブライブは、2010年からコンテンツが始まり、2013年にはTVアニメ1期が放送開始。

また、ラブライブの最大の特徴は、ラブライブの出演している声優さんがアニメ本編のライブシーンを完全再現するスタイルでした。

このラブライブのスタイルは、当時は珍しく、ラブライブは瞬く間に人気コンテンツになっていきました。

その後、ラブライブは、ラブライブサンシャイン、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、ラブライブスーパースターなどのシリーズが作られていきます。

このラブライブの成功後、第二のラブライブになるために新しいアイドルアニメがどんどん作られるようになりました。

2.花澤香菜さんと小倉唯さんの存在

歌って踊るアイドルアニメが登場し始めたのは、主に2010年代からでした。

この2010年代から活躍している声優さんの存在がアイドルアニメの下地を作っていたと私は思います。

それは、花澤香菜さんと小倉唯さんの存在です。

花澤香菜さんと小倉唯さんは、天使系ボイスの女性声優さんで、アニメに出てきたかのようなルックスも特徴です。

2010年代に活躍した女性声優さんといえば、必ず出てくるのがこの2人です。

なんと、花澤さんと小倉さんは、ある共通点があります。

それは、2人とも元アイドル経験者なんです。

花澤さんは、子役と地下アイドルを経験。

小倉さんは、ハロープロジェクト傘下の事務所で、ハッピースタイルルーキーズのメンバーとしてアイドル活動を経験。

ちなみに、小倉さんと大の仲良しで、声優ユニット:ゆいかおりのメンバーとして活動していた石原夏織さんもハッピースタイルルーキーズのメンバーでした。

また、花澤さんと小倉さんは、アイドル経験があったことで、2012年にソロアーティスト活動も始めたり、歌って踊るスタイルのアニメに携わっていきました。

そんな花澤さんと小倉さんの活躍は、男性ファンももちろんのこと、多くの女性ファンにも支持されています。

その結果、花澤さんと小倉さんに憧れて、声優になる女の子たちが現れます。

その女の子たちの代表例が、楠木ともりさんや大西亜玖璃さん、前島亜美さん、矢野妃菜喜さんになります。

楠木ともりさんは、花澤さんの大ファンで、声優を始め、2022年10月からチェーンソーマンのマキマを演じることが決定しています。

大西亜玖璃さんは、小倉さんの大ファンで、2012年に開催された第13回全日本美少女コンテストのファイナリスト21名で結成された次世代ユニットX21のメンバーとして2013年1月から2017年4月16日に卒業するまで、アイドル活動を経験。

大西さんが演じているのは、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の上原歩夢やこのヒーラー、めんどくさいのカーラなどです。

前島亜美さんは、SUPER☆GiRLSの元メンバーで、バンドリの丸山彩を演じています。

矢野妃菜喜さんは、私立恵比寿中学(しりつえびすちゅうがく)の元メンバーで、ウマ娘のキタサンブラックやラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の高咲侑を演じています。

このように歌って踊れる人材が集まった背景により、アイドルアニメが多く作れるようになっていきました。

3.アイドルアニメのスポンサーが主にアニソン販売企業だから

アニメを作る上で、お金が必要です。

そのため、アニメを作るために、アニメ制作委員会制が作られました。

このアニメ制作委員会制にすることで、スポンサーになってくれる会社にお金を出してもらう仕組みになっています。

そのため、アニメを作る際、スポンサーになる会社の力が強くなるんです。

近年、水樹奈々さんなどの声優アーティストさんの活躍により、2010年代から2020年代にかけてアニソンが倍増して売れるようになりました。

もちろん、アイドルアニメの曲も例外ではありません。

アイドルアニメの曲が売れることで、アニソン販売企業の資金力で強くなりました。

そのため、アニソン販売企業は、アイドルアニメの曲を販売するためにどんどんアイドルアニメを作る仕組みになっているんです。

また、アイドルアニメが作られることで、声優さん側もメリットがあります。

それは、ギャラのメリットです。

基本的に声優さんは、アニメ収録1本当たりのギャラは新人で1万5000円から始まります。

そのため、ギャラが安いのが現状です。

しかし、アイドルアニメにあるライブなどのメディアミックス展開では、話は別です。

スポンサーになっている企業から直接ギャラをもらうことができるので、高いギャラをもらうことができます。

また、近年、声優さんの数が多くなったことで、特に新人の声優さんは、アニメ収録のお仕事が来る可能性が少なくなっています。

そのため、歌って踊れるアイドルアニメなどに出て、少しでも名前を多くの人に覚えてもらえれば、オーディションにも有利に働くことになるんです。

アイドルアニメはこれからも作り続けられることでしょう。

今回は、なぜアイドルアニメが多くなったのか?を3つの理由で話していきました。

1.ラブライブの成功

2.花澤香菜さんと小倉唯さんの存在

3.アイドルアニメのスポンサーが主にアニソン販売企業だから

今回は以上です。

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