こんにちは、巻島です。
今回、紹介する声優さんは、林原めぐみさんです。
林原めぐみさんの主なプロフィールは、1967年3月30日生まれ、東京都出身の女性声優さんです。所属事務所ウッドパークオフィスに所属しています。
主な出演作品は、新世紀エヴァンゲリオンの綾波レイ役、スレイヤーズのリナ・インバース役、名探偵コナンの灰原哀(あい)役です。
林原さんの特徴を、声優アーティストのきっかけをつくった人、イタコ声優、ファンへの奉仕、この3っを話していきます。
・声優アーティストのきっかけをつくった人
林原さんは、声優アーティストのきっかけをつくった人です。
今では、声優さんが歌手活動をするのは、当たり前になっています。
しかし、林原さんが歌手活動を始めたのは、1990年代でした。
当時、声優さんが歌手活動をするのは極めてまれな時代です。
林原さん本人も歌手志望でもなかったことや声優は裏方であるという考えなどがあり、歌手活動には、消極的でした。
しかし、当時の大月プロデューサーの説得で、本格的に歌手活動を行うことになります。
特に林原さんの歌手活動の実績ですごいのが、CDの売上です。
1990年代は、CD全盛期の時代です。ラクルアンシエール、GLAY、Mr.Children、サザンオールスターズがいました。そんな中で、アルバムでオリコン週間ランキングTOP10入り。
シングルCDでは、40万枚以上売り上げています。
この記録は、あのアニソン界の女王:水樹奈々さんでさえ、達成していません。
これがきっかけで、田村ゆかりさん、堀江由衣さん、水樹奈々さん、坂本真綾さんの歌手活動のきっかけになっていきます。
こんなことがあり、林原さんは、声優アーティストのきっかけをつくった人と呼ばれています。
・イタコ声優
林原さんは、役が憑依していると周りに思わせてしまうほどの演技力を持っています。
ついた異名がイタコ声優。
イタコとは、死者を口寄せで呼び寄せ、憑依させることができる巫女のことです。
なぜそんなことができるのでしょうか。
それは、林原さんにとって恩師と呼ばれている声優の千葉繁さんとの出会いでした。
千葉繁さんに実際に演技の指導を行ってくれたそうです。
たとえば、エチュードのように、今の状況とは違う状況を頭に思い浮かべて、自分の中にあるイマジネーションを膨らませることを多く行っていたそうです。例えば、いきなり自分1人が無人島にいる状況でどうするのか、ご両親の訃報が入ってきたらどんな感情になるのかなど。
自分自身が経験したことないことや状況を想像する訓練をして、感情の喜怒哀楽の基本を10代のときに作ることができたと語っています。
さらに、アフレコでは、役がなぜこんな言動をとるのか、役がどんな感情なのか、役がいったいどんな存在なのかを徹底的に考えているそうです。
そんなことを繰り返すことで、役の五感を感じるようになったと語っています。
林原さんが演じているのは、たとえば、明るく天真爛漫なスレイヤーズのリナ・インバース、可憐でおとなしいエヴァンゲリオンの綾波レイ、世界中で有名なサンリオキャラクター:ハローキティ、ポケモンのロケット団のムサシ。
すべて林原さんが演じています。
これらの実績があり、林原さんは、イタコ声優とよばれています。
・ファンへの奉仕
声優の今の活動は、アイドル的な表舞台に出る活動が増えています。
しかし、林原さんの活動の仕方は、表舞台に出ずに、とにかく裏方に徹することを重視しています。
なぜ、林原さんは、裏方に徹するのでしょうか。
それは、声優は表舞台に立つ事で、子供が持つキャラクターへのイメージを損なってはいけないという考えがあるからです。
この考えがあり、テレビなどのメディア出演は極端に少ないのです。
さらに、ファンをお金で区別したくないという考えがあり、ファンクラブを作っていません。
そんなこともあり、今でも歌手活動を行っていますが、単独でのライブを1回しかしていませんでした。
このライブは、2017年6月11日中野サンプラザで開催されます。さらに、これが最初で最後の単独ライブでした。
このライブが開催される前、林原さんのライブを唯一見ることができるのが、林原さんのラジオの公開録音のライブパートでした。さらに、公開録音を見る人を決めるのが、抽選で決めます。しかも、当たれば、すべて無料というものでした。
これらを聞いて、林原さんは、すごいファンへの奉仕をする素晴らしい声優さんであることが分かります。
以上、林原さんの特徴を、声優アーティストのきっかけをつくった人、イタコ声優、ファンへの奉仕、この3っを話していきました。
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