リコリスリコイルのDAが言う正義は既得権益者を守るための詭弁

はい、こんにちは、巻島です。

今回は、リコリスリコイルのDAが言う正義は既得権益者を守るための詭弁を話していきます。

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10話でDAの司令官である楠木とテロリストの真島が、それぞれ掲げる正義を話すシーンがあります。

真島の正義は、日本の治安を守るためとはいえ、DAのような存在に支配されるべきじゃないと言います。

そして、あらゆる真実を明らかにするべきだと。

楠木の正義は、DAがいたからこそ、日本の政治体制が確立する前から、日本の治安や安全を維持してきたと言います。

その結果、日本の治安や安全が作られ、日本の利益につながっていると。

私は、このシーンで楠木が言った正義に納得していません。

なぜなら、DAが存在しなければならない理由になっていないからです。

確かに、楠木が言うようにDAがいたことで、作中の日本の治安や安全が守られていたことは事実です。

しかし、この日本の治安や安全の恩恵を受けているのは、日本の庶民などいった弱い立場の人たちではありません。

本当に恩恵を受けているのは、日本を支配している既得権益者です。

既得権益者の立場から考えれば、DAなどの秘密組織があることで、下からの人間による反乱を防ぐことができます。

つまり、楠木が言った正義とは、日本の既得権益者を守るためのただ詭弁なんです。

確かに、真島がやっているテロは良くありません。

争いばかりの混沌の満ちた世界はゴメンです。

そのために、日本の治安や安全が守る必要があります。

しかし、DAがやっていることは司法を無視して、秘密裏に犯罪者を殺しています。

もしDAが怪しいと判断すれば、たとえ犯罪者ではない人でも、文句すら言う前に殺すことができます。

なぜなら、DAはすべて隠蔽することができるからです。

また、10話からDAは無能を晒します。

こんな無能なDAでもすべてを隠蔽することで日本の治安や安全を守っていました。

こんな無能ですべてを隠蔽できる組織が、独断で人を殺せるなんて恐ろしいことでしょう。

さらに、DAが日本の治安を守るために孤児である子どもたちに人殺しをさせています。

こんなむちゃくちゃなDAには本当に正義があるのでしょうか。

また、楠木は真の平和とは悪意すら感じしないものと言います。

しかし、悪意すら感じない歪んだ世界を作らないといけない理由がどこにあるのでしょうか。

黒をすべて白にしてしまえば、白は黒のようなものになるしかありません。

つまり、DAがやっていることは悪にも見えるということです。

結局、楠木が言っている正義とは所詮、日本の既得権益者を守るための詭弁なんです。

こんないい加減なDAが支配する日本に生きないといけない千束とたきなが気の毒に思えてなりません。

今回は、リコリスリコイルのDAが言う正義は既得権益者を守るための詭弁を話していきました。

今回は以上です。

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