野沢雅子さんの紹介文

こんにちは、巻島です。

今回、お話する内容は、生きる伝説声優界の神、野沢雅子さんの紹介動画です。

野沢さんの主なプロフィールは、1936年10月25日生まれ、東京都出身の女性声優さんです。声優事務所青二プロダクションに所属しています。

主な出演作品は、ドラゴンボールの孫悟空役、銀河鉄道999の星野鉄郎役、ゲゲゲの鬼太郎の鬼太郎役です。

野沢さんのことを簡単に話していきます。

・生きる伝説声優界の神

野沢さんは、声優界の神と呼ばれるほどの女性声優さんです。

なぜ野沢さんは声優界の神と呼ばれるのでしょうか。

それは、野沢さんは、声優という立場を確立した人だからです。

声優の仕事ができて間もない時代、声優の仕事は、売れていない俳優さんがする残り仕事で、プロ意識を持っていた人は多くいませんでした。

そんな中、野沢さんは、声優に対してプロ意識をもっている数少ない1人でした。

インタビューでは、野沢さんは、「“声優”と呼ばれることには抵抗がなく、むしろ誇りに思っている」と語っています。

この野沢さんの声優へのプロ姿勢がなければ、今の声優業界は確立していなかったと思います。

・声優になろうとしたきっかけ

野沢さんは、3歳の時に子役として映画デビュー、中学の時に劇団に入り、学校が休みになると東京で女優の仕事をしていました。

高校卒業後、劇団の経営を支えるため、10代の終わり頃に声優業も始めていきます。

・どうやって声優になったのか

野沢さんが声優業をしている当時は、まだアニメの仕事ではなく、主に生放送でする洋画の吹き替えでした。

当然、野沢さんの声優の初仕事は、洋画の吹き替えです。

ただ、野沢さんは、収録が生放送だったこともあり、正確な声優デビュー作品を覚えておらず、不明になっています。

・どんなキャラを演じているのか

野沢さんは、ドラゴンボールの孫悟空などの少年役、あらいぐまラスカルのラスカルなどの動物役、少年役以外では中年女性や老婆役などを演じています。

野沢さんは、ドラゴンボールで、孫悟空、孫悟飯、孫悟天の3役を務めています。

通常、声優さんは複数の役を演じるときは、それぞれ別々に分けて収録します。

しかし、野沢さんは別々に分けて収録せずに、そのまま役同士の会話をすることができてしまうんです。

しかし、逆にすごすぎて、声優の後輩から、声優がみんな別々に分けなくても収録できると思われてしまうのは困ると言われてしまうほどでした。

今では、野沢さんは、別々に分けて収録するようになっています。

もう1つ野沢さんの演技ですごいところがあります。

それは、アライグマのラスカルを演じていたことです。

野沢さんは、アライグマのラスカルを、鳴き声だけで、演じています。

さらに、野沢さんは、アライグマを良く理解するために、アライグマのいる上野動物園に時間を見つけては、10日間ぐらい通っています。

ただ、10日間上野動物園に通ったのにも関わらず、アライグマは一回も鳴き声を出さず、手を洗ってばかりだったそうです。

アライグマの鳴き声を聞けずに困っていた野沢さん。

そんな時、野沢さんは、普段見ていた「野性の王国」という番組で、洞穴から出てきたアライグマが、「アンッ」と鳴く映像を見ることができます。

この「アンッ」という鳴き声を使って、野沢さんは、アライグマのラスカルを演じきっています。

また、野沢さんは、役を自然体に演じるために、原作のある漫画を一切読んでいません。

どんなことが起こるのかが分からないからこそ、できる演技があると語っています。

これらの話を聞いて、ここまで演技に手間暇をかける野沢さんのすごさが分かったのではないでしょうか。

・100歳超えても現役

野沢さんは、現在でも元気に声優界で活躍しています。

そして、野沢さんは、年をとるごとに、年々元気になっている印象です。

野沢さんは、100歳超えても現役を目標にしています。

100歳超えても現役なんてすごいですね。

そんな元気な野沢さんはマイクを壊してしまうほどの大きな声を出せる声優さんと言われています。

これは有名な話で、銀河鉄道999の収録で、新しく買ったガンマイクを使うことになります。

ガンマイクは、いろんな音を拾うことができるマイクです。

しかし、いろんな音を拾うことができる反面、あまりにも収録する音が大きすぎると壊れてしまうところがあります。

そのため、マイクを壊さないために、野沢さんはブースの1番後ろまで下がって、収録することになります。

しかし、野沢さんが、星野哲郎のセリフである「メーテル!」と叫んでみると、マイクが壊れてしまいました。

しかも、マイクを壊さないために、ブースの1番後ろに下がったのにも関わらず、マイクを壊すなんて驚きですねよ。

野沢さんの声の強さがどれだけすごいのか分かったのではないでしょうか。

まだまだ元気な野沢さんを見ることができそうです。

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